ツバルで起こっていることを絵本にしました。
ご支援いただいた皆様へ
おかげさまで、たくさんの方にご支援いただき、ツバル語の絵本1000冊は、ツバルに届けることができました。
また、残ったお金で日本語の絵本(簡易版)も4000冊印刷することが出来、それもツバルや気候変動、環境問題に興味をお持ちのたくさんの方の手に届けることができました。本当にありがとうございました。
笑顔の島を作ろうプロジェクトは、終了させていただきますが、これからも島の未来が明るいものであるよう、できることをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2⃣ 温暖化による海面上昇によって土地が沈むと言われてきたツバルですが、最近の研究では、海が汚れることによる島を作っている生物の減少や、家や道路を作るために自然にできた堤防が削り取られ、島が脆弱になっていること、人工的な突堤や橋や突堤によって砂の堆積や潮流が阻害されていることなども、島が削れる大きな原因と考えられています。
4⃣ 海岸は、寄せては返す波で、砂が運ばれたり持っていかれたりを繰り返しますが、そこに人の手が入り、バランスが崩れ、日本のいたるとこで、海岸が消えています。かつて海水浴をした砂浜、船が停泊していた浜辺が、テトラポットやコンクリートに覆われています。ツバルを知ることで、自分たちの国でも同じ事が起こっていることを気づいてもらおうと、絵本を日本語でも作ることにしました。
1⃣ ツバルは、大洋州に浮かぶ小さな9つの島が集まってできている国です。サンゴや海藻、そして「星の砂」と呼ばれる「有孔虫」が、海の中で生まれ、やがて死んで堆積することを、何万年も続けてできています
3⃣「ツバルの人たちが、島の形成・堆積メカニズムに理解を深め、自分たちの土地を守り、いつまでも安心して暮らして欲しい。」ツバルの海岸保全にかかわった私たちのそんな願いから、一冊の絵本が生まれ、沢山の方たちの善意で、ツバルの首都フナフチに住む全世帯分を、ツバル語で印刷し、2015年2月にツバルに届けることができました
絵本は無料です。たくさんの人に読んで欲しいのです。
図書館や学校の図書室などに置いていただける方は、左の「笑顔の島を作ろうプロジェクト申込書」からお申し込みください。恐れ入りますが、着払いになります。(送料1冊300円ぐらい)